活字中毒者のなれの果て

小説からビジネス書まで、雑食系の活字中毒者。 最近は仕事&資格取得の必要から法律の勉強中。このブログでは日々学んだことや考えたことについて書いていきたいと思っております。

武田家の滅亡の原因から、上司のするべきことについて考えてみる

最近、歴史の本を多く読むようになっています。 この本の中にあった、武田の滅亡の原因、というのが、勉強になるとともに、改めていろいろと考えるきっかけになりました。 真田四代と信繁 posted with ヨメレバ 丸島和洋 平凡社 2015年11月16日 Amazon Kindl…

会社では、褒められなくなることを目指せ

仕事をしても感謝されたり、褒められたりすることがなくなった。 そんな悩みを持つ方は多いのではないかと思います。 確かに、仕事をしても礼も言われず、褒められもしないのは、あまり気持ちのいいものではありません。 けれども、実は、褒められない人のほ…

若い人が我慢が足りずにすぐやめるのは危険な兆候である

よく、若い人は我慢が足りないといわれます。 確かに、昔なら我慢していたことでも、我慢せずに不満を言ったり、やめてしまう人が多くなっているのは確かでしょう。 しかし、それは世代の問題なのか? というと、かなり疑問です。 むしろ、世代の問題ではな…

「なるべく」という言葉が、業務の効率化を妨げる

上司が部下に指示を出す時、「なるべく」というのは便利な言葉です。 例えば書類の作成を指示するとき、「なるべくいいものを」「なるべく早く提出して」といえば、指示したような体裁は取れてしまいます。 本来「なるべく」というのは、無理であればできる…

業務効率化を進めたいなら、業務改善という言葉を使ってはいけない

最近、働き方改革がいわれ、無駄な業務を削減するなどして、業務の効率化を進めよう、という動きが進んでいます。 業務の効率化そのものに対して表立って反対する人というのは、あまりいません。 しかし、実際に、業務の効率化を進めようとすると、なぜか無…

管理部門の人間こそ、外部に目を向けるべきである

現在、法務を中心にしつつ、管理部門全般の仕事をしています。 もともとは企画の仕事をしていたのですが、会社が大きくなってきたので、管理部門の人間を一人置こう、ということで管理部門に回ってきました。 管理部門というと地味ですが,非常に神経を使う仕…

上司が部下になんでも「自分で考えろ」といってしまうのは、自分で考えていなかったことのあらわれである

たとえば、車が右側通行か左側通行か、という問題を考えてみます。 もちろん、どっちがいいのか、というのは、厳密に考えればあるのかもしれません。車の運転席の位置、右折と左折の時の効率、乗り降りのしやすさ等。 しかし、それより重要なのは、どちらか…

職場でコミュニケーション能力が低いと評価されているならば、転職を考えるべきである

まず、コミュニケーション能力という言葉がなぜ使われるかについて考えてみます。 上司が部下の人事評価をするとき、好き嫌いを挟んではいけない、という建前があります。 人事評価というのは仕事として行うものですから当然のことです。 その一方で、人間な…

上司の仕事は、部下に仕事をさせることよりも、仕事をさせないことにある

戦国時代や三国志を扱った歴史小説を読んでいると、よくこんなシーンがあります。 傍から見ると無謀に思える城攻めを命じる君主に対し、家臣が撤退を進言します。 君主は、その家臣を「臆病者!」と一喝して、その家臣を処断してしまいます。 家臣にしてみれ…

他人に相談しないと決められない人と、他人のことに口出ししたがる人の共通点

人に相談しつつ、結局意見は聞かない人、というのがいます。 本当に柔軟にいろいろな人の意見を聞いて取り入れる人ならいいのですが、困った人というのは、結局相談だけしておいて、何か言っても、「でも~」とか、「だって~」で始まり、結局解決につながり…

先輩・上司は、部下の「教育」をやめて、自分を中心に話すべきである

今年の4月から、部下を持つ身になり、何となく上司としてのあり方を考えさせられる機会が急に増えました。 まだ1ヶ月で何もわかっていない状態ですが、そんな中で思ったことは、「上司は、「教育」は自分の仕事ではないと認識するべき」ということです。 …

本好き必見!年30万円以上の本代を支出する活字中毒者が毎年無料で飛行機に乗る方法

昔はよく、給料の1割は本代に使えといわれたそうです。 自分もその言葉を忠実に守ったわけではないですが、だいたい去年本代に使った金額を計算してみると、手取り給料の1割弱の30万円くらいでした。 一月に換算すると2万5000円。 一般人の平均より…

「キャプテン」のイガラシに学ぶ、能力の高い問題児を扱う方法

キャプテン (8) (集英社文庫―コミック版) posted with ヨメレバ ちば あきお 集英社 1995-12 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 楽天koboで購入 7netで購入 hontoで購入 e-honで購入 「キャプテン」には、近藤というキャラクターが登場します。 …

他人を否定せずにはいられない人の原因は、小学校時代の習慣ではないか

小学校のテストのとき、よく、隣同士で答案用紙を交換して、採点しあうということがあったと思います。 その場面を思い出して下さい。 自分が自信がないまま、答えを3と書いた問題について、交換した隣の人の答えは4でした。 こんな時、先生が答えを読み上…

自分が仕事ができないと思っている人に読んで欲しい、ブラック企業は、なぜ生まれるのかについての仮説

サッカーでは、統計的に、ホームチームの勝率は6割を超えているということです。 逆に言えば、アウェーのチームというのは、ホームでの実力を全ては発揮できないということでしょう。 この事を知らずにホームでばかり試合をしているチームは、本当はこのア…

お気に入りの漫画を紹介~ちばあきお「キャプテン」~

ちばあきおさんの「キャプテン」が、この春にコージー城倉さんにより続編が書かれることになったようです。 mainichi.jp この「キャプテン」という作品、かなり昔の野球漫画ですが、今読んでも全くふるさを感じさせない上、谷口、丸井、イガラシ、近藤の各キ…

本から学ぶヒントも、本の中にあった。

最初の記事ということで、自分の読書について大きな影響を受けた本を紹介します。 元々子供の頃から本は好きだったので、ジャンルを問わず、いろいろな分野の本を読み漁ってはいました。 しかし、一方で、本を読んで勉強した気になっても、どうそれを自分の…

ご挨拶

この度、ブログを新しくはじめさせていただきました。 このブログでは、日々の生活や読書の中で考えたこと、学んだことについて書いていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。