活字中毒者のなれの果て

小説からビジネス書まで、雑食系の活字中毒者。 最近は仕事&資格取得の必要から法律の勉強中。このブログでは日々学んだことや考えたことについて書いていきたいと思っております。

本から学ぶヒントも、本の中にあった。

最初の記事ということで、自分の読書について大きな影響を受けた本を紹介します。

 

元々子供の頃から本は好きだったので、ジャンルを問わず、いろいろな分野の本を読み漁ってはいました。

しかし、一方で、本を読んで勉強した気になっても、どうそれを自分の生活に活かしていいかわからない。

わからないからそもそも本を読んでもただ読むだけで、何も生かせない。大学の勉強をしてもなんの役に立つのかもわからない、だからそもそも勉強する気が起きない、という悪循環にはまっていました。

そんな中で、ちょうど新入社員だった頃に読んだのが、この本でした。

 

この本では、アナロジー思考について解説されています。

アナロジー思考とは、日本語で言うと「類推」のことをいい、一見全く異なる分野、世界の発想を借りてきて、自分の必要とする分野に活かすという思考法のことを言います。

この本の最終章では、まさに「本やセミナーで学んだことが実践できない理由」まで書かれているんですが、それがまさに自分でした。

 

考え方さえ身につけば、どんな本からでも役に立つ学びができる。

何しろ、全く違う分野からでも発想法を持ってこれるわけですから、どんなジャンルの本であっても、何かしら自分の役に立つ可能性がある。

この事がわかってからは、読書も、何かしら自分の役に立たないか、何か自分の悩みのヒントになることはないか、そういった視点で行うように自然となっていきました。

 

その結果、読書量は変わりがなくとも、本を読んでいて思いつくこと、考えることは倍増し、読書の質が飛躍的に増したように思います。

 

特に、今は仕事のために、全く縁のない世界だった法律を勉強しなければいけない状況になっているんですが、その場面でもこのアナロジー思考は相当役に立っているように思います。

 

このブログでは、今後も、そういった本から学んだことを書いていきたいと思いますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。