活字中毒者のなれの果て

小説からビジネス書まで、雑食系の活字中毒者。 最近は仕事&資格取得の必要から法律の勉強中。このブログでは日々学んだことや考えたことについて書いていきたいと思っております。

管理部門の人間こそ、外部に目を向けるべきである

 

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現在、法務を中心にしつつ、管理部門全般の仕事をしています。

もともとは企画の仕事をしていたのですが、会社が大きくなってきたので、管理部門の人間を一人置こう、ということで管理部門に回ってきました。

 

管理部門というと地味ですが,非常に神経を使う仕事。

この仕事をやってみて思うのが、この仕事は、企画とは正反対で、他と同じであることこそ価値があり、だからこそ、常に情報を収集していなければいけない、ということです。

 

何か会社で企画をするとき、他社を参考にするということはよくあります。

しかし、参考にするとしても、それをそのまま真似てしまったのでは、特許や商標、著作権といった、法的な問題に発展しかねませんし、そこまで行かなくても、他人の真似をしただけでは、オリジナルとの競争に勝つのは難しいでしょう。だから、人真似というのはあまり歓迎されません。

 

しかし、直接お客を相手にしない管理部門では、別にそうではありません。少なくとも、公開されているノウハウや書式であれば、社内で使用することに問題はありません。

いや、問題がないどころか、他からくる人を受け入れるという観点からは、中身がいい悪いよりもむしろ、他と同じであることによって、他社から人材を獲得しやすくなるというメリットも有ります。また、役所等の外部に書類を見せる必要が生じた時も、他と同じような書式、ルールであることで、余計な説明がなくとも話を通しやすくなります。

むしろ、前回記事の話ではないですが、一から「自分で考えて」仕組みを作ろうとすると、様々な社内調整の結果、意図せず仕組みがガラパゴス化して、他から来た人を混乱させる結果になってしまいかねません。

 

だから、もちろん自社の状況に応じてやり方を変えることは必要だけれども、少なくとも、周囲の状況や、スタンダードなやり方が何なのか、ということはわかっていないと会社全体に迷惑がかかってしまいます

 

そのため、実は外部と接触する機会のない管理部門の人間こそ、積極的に社外に目を向けて、情報を得るようにしておかないといけないのでは、と思うようになりました。

 

たとえば、自分は最近出来たばかりのサイトですが、Manegy[マネジー] というサイトを利用しています。

 

このサイト、色々な機能があり、たとえば専門家への質問を見ると、自分が悩んでいるのと同じような悩みがすでに質問されていたり、自分で質問することもできたりと、非常に役に立ちます。

 

中でも一番役に立つのが、専門家テンプレート機能です。

書式を探すのによくネットで検索するのですが、ネット上の書式というのは誰が作ったかもわからないし、よくわからずに使うのは怖い。

その点ここに掲載されているテンプレートは、弁護士、税理士、社労士といった専門職の方々が、自分の名前を出した上で公表しているものです。そのため、非常に信頼度が高い。

自分も、今度株主総会があるので、総会用の委任状の書式をダウンロードさせていただきましたが、これなどは、特に直さなくてもそのまま社名だけ入れれば使えて、非常に役に立ちました。

 

書式まで使わなくとも、無料登録してトピックを読むだけで、ポイントを貯めて商品と交換できるようなので、同じく管理部門でお仕事をされている方は、是非お試し下さい。

 

 

 ※前回記事は多くの方に読んでいただき、ありがとうございました。この記事も、気に入っていただけましたら、是非シェアをよろしくお願いいたします。